
Faerie Punks
幼少時からクラシック、ジャズピアノと音楽理論を学び、20歳を過ぎた頃には渡英。Liverpool institute for performing artsに留学した1978年生まれのフォークトロニカ世代のシンガーソングライター。それっていったいどんな前衛的な音楽よ? と想像をかきたてられるが、この3rdミニ・アルバムではますます歌とギターの輪郭がクリアになり、エレクトロな要素は空気のような存在に。 1曲目の「Hey There」などのあまりにもストレートな“弾き語り”っぷりには、従来のポストロック、クラブシーンといった領域を超える可能性が散見している。サウンドにも曲作りにも、歌うことにも意識的だ。国内なら古明地洋哉、海外なら故エリオット・スミスら、ベテランではロバート・ワイアットにも似た姿勢を感じる。(石角友香) 内容(「CDジャーナル」データベースより) 期待の新星、明星の待望の3rdミニ・アルバム。アイリッシュ・テイスト漂うフォーキーなメロディに深みのある歌声が調和する、唯一無二の明星サウンドを聴かせる。4曲すべてが歌ものだ。
